
■海外担当
普段は国内外問わず営業活動を担当しており、特に海外展開では商品の輸出や販路開拓に携わっています。海外のお客様と直接お話しする機会も多く、その中で得られるリアルな反応やフィードバックを日々の仕事に生かしています。
■これまでの海外展開と課題について
弊社では約5年前から本格的に海外市場に取り組み始めました。現在では約20カ国に向けて商品を輸出していますが、課題は少なくありません。たとえば、冷凍品の取り扱いがネックになることが多いです。試食用のサンプルを少量だけ送る場合でも、冷凍状態を保つためのコストや時間がかかる点が大きなハードルでした。また、サンプルが目的地に着いたときには形が崩れてしまうこともあり、商品本来の魅力を十分に伝えられないという悩みがありました。
ここ2~3年、海外からの引き合いは増えていますが、こうした課題を解消するために展示会などで直接お客様に試食していただける機会を設けることに力を入れています。
■メタバース展示会の案内を受けたときの第一印象
初めてメタバース展示会の案内を受けたときは、「これなら現地に行かずとも海外のお客様にアプローチできるのでは」と期待が膨らみました。問い合わせをいただき、デモンストレーションを見せていただいたときには、具体的なイメージが湧いてきました。従来の展示会と違い、準備の手間やコストが抑えられるのも魅力的でした。
■出展してみての感想
実際にメタバース展示会に出展してみると、想像以上に多くの方々に商品の魅力を伝えられることに驚きました。ブース内では弊社の看板商品である「栗ロールケーキ」を中心に、海外でも受け入れられやすいラインナップを展示しました。参加者の反応を見る限り、興味を持っていただけたようで非常に嬉しかったです。
また、メタバース上での展示は、現地に行く手間を省きつつも、リアル展示会と変わらない熱量をもって商品のプレゼンテーションができる点が画期的でした。これまで解決できなかった課題を克服する手段としても、非常に有効だと感じています。

