■海外担当
主に海外のお客様に向けてコラーゲンペプチドの新規の提案をしています。海外出張に行って実際にお客さんを訪問したりすることもありますし、既存のお客様は私の方で受注して、輸出の出荷調整や、工場との生産調整等を行うこともあります。営業面かつロジスティクスの部分も両方やっているといった感じです。弊社にとって今までお取引のなかった新しい国を担当しています。
■これまでの海外展開と課題について
海外特有の規制がブラックホール化していて本当にわからないです。
例えばハラルもありますし、東南アジア特に中国なんかは、放射能の処理水の問題とか、ゼラチンっていうと例えばBSEの問題だったりとか、そういう規制が絡んでくるところが大変ですし、あと健康食品でいうと、日本ではこの原料を使ってもいいけども、この国ではこの原料を使ったらダメとか、そういうのはよくあります。
根本的な解決っていうのは我々もまだ見つけてなくですね、言ってしまうと、まずは規制を自力で探しつつ、現地の代理店がいればその方たちにも協力してもらって、現地で調べてもらうっていう感じです。
そのノウハウを我々がまだ蓄積というか、確立できていないのが課題ですね。
■メタバース展示会の案内を受けたときの第一印象
正直なところ今回は無料でとのことだったので、とりあえずやってみようっていうところから入りました。我々としても初めての経験ですし、こういう展示会っていうのもいろいろやってノウハウとしても蓄積できますし、というところから挑戦をさせていただいたんです。
■出展してみての感想
もっと客数といいますか、母体数が上がってくれば、そもそもマンパワーがいらなくなるので、1年に出店できる展示会の数っていうのは増えそうだなとは思ったんですが、現状何かを解決できたというのはありませんでした。
海外の展示会だと、去年の9月タイの方で、健康食品の展示会に出展したりしたんですけども、数名日本から出張で行って海外子会社の方から行ってとなりますんで、その3日間4日間は展示会に集中するわけですけども、その期間は他のお客様へのフォローっていうのはやってないので、それをこのWebでやると本当に最小人数できるっていうのは魅力的だと思います。
支店で見てた時に、ほかの営業もゾロゾロやってきてパソコンのぞいてたんですけど、こんなんやったら俺らいらねえじゃんみたいなこといってる人もいましたね。
もしこういうのが本当に発展してくれば、そもそも展示会、特に我々の営業って、ホテルとかに卸している、すごい少量のゼラチンみたいなのがあるわけですが、そういう部署って結構いろんな展示会出てますので、もう毎週のようにどっかの問屋さんの展示会行ったりもしてるんで、こういうのがあれば本当に営業の数も少なくなるんじゃないかみたいな話はありましたけど。
でも、今回ご紹介いただいたんで、実際、海外に向ける意識が生まれたのは、事実なんです。漠然と海外いつか行けたらいいねとか、進出できたらいいねとかいってたんですけど、そのきっかけすらない状況だったので、今回のいただいたお話はすごくいいきっかけにはなったと思います。
あとは、操作の向きが難しかったです。スマートフォンの操作感覚で、右に行きたい時は左を押したりするんですよ。でもこれは、左にこう押したら左に行くんですよね。
なんかスマートフォンとかタブレットの操作と真逆で、スマートフォンとかだったら右に行けるのに…という操作方法の慣れなさはありました。右に行きたいのに左に行ってて、それが最初慣れるまでが手間どってしまいましたね。それが最初は慣れるまで、自分のブースに行くまでわちゃわちゃしちゃいました。まあ、でもゲームとかは今回みたいな操作方法で動くんですよね。